訪問看護師求人サイト比較ランキング【2026年版・訪看特化/オンコール/高給与】

訪問看護ステーションの数は2024年時点で全国に約1万5,000箇所を超え(厚生労働省「衛生行政報告例」)、在宅医療・地域包括ケアの拡充を背景に訪問看護師の需要は急速に高まっています。一方で「オンコール体制が不安」「同行訪問期間が短いステーションを選んでしまった」「訪看特有の業態を理解した上で転職サービスを選びたい」という声も多く聞かれます。本記事では、訪問看護師向け求人サイト主要10選を 訪看特化度・オンコール求人の扱い・教育体制・求人数規模 の観点から公式公開情報のみで中立に整理しました。ステーション選びのポイント、経験年数別・雇用形態別の選び方、求職〜入職の5STEP、訪看ならではの失敗事例5件、ベンダー質問リスト15項目、FAQ15問まで網羅した、訪問看護師転職の決定版ガイドです。本記事は各社公式サイトの公開情報をもとに編集部が整理したものです。最終的な登録・利用判断は必ず公式サイトでご確認ください。

この記事で分かること(要約)

  • 訪問看護師向け主要10求人サイトの特徴・訪看特化度の中立比較
  • 訪問看護の業態理解(オンコール体制・同行訪問・医療依存度)
  • 求人サイト選定10基準(訪看特化度・オンコール給与・教育体制)
  • 主要10サイト 3表(基本情報・オンコール扱い・給与帯)の比較
  • ステーション選びのポイント(規模・設立年・スタッフ数・医療依存度)
  • 経験年数別・雇用形態別の選び方
  • 求職〜入職の5STEP
  • 訪看ならではの失敗事例5件と対策
  • ベンダー質問リスト15項目
  • FAQ15問

1. 訪問看護市場の急成長と看護師需要(2026年版)

厚生労働省の「訪問看護療養費実態調査」によると、訪問看護ステーション数・訪問看護利用者数はいずれも増加傾向が継続しています。2024〜2025年の診療報酬・介護報酬改定でも訪問看護の評価が維持・拡充されており、在宅医療推進の政策的背景からも中長期的な需要増が見込まれます。

日本訪問看護財団の公開資料によれば、訪問看護ステーションで働く看護師数は年々増加していますが、需要増に対して供給が追いつかない状況が続いています。また、病院・クリニックから訪問看護へのキャリア転向を希望する看護師数も増えており、転職支援サービスの需要が高まっています。

訪問看護師の転職において特徴的なのは、求人票に記載される条件の中でも オンコール体制・同行訪問期間・医療依存度の高い利用者の割合 が職場選びに大きく影響するという点です。これらの情報を詳細に確認できる求人サービスを選ぶことが、ミスマッチを避ける上で重要になります。

2. 訪問看護の業態理解(転職前に必ず把握すべき3点)

2-1. オンコール体制

訪問看護ステーションでは、夜間・休日の緊急対応に備えたオンコール(緊急時待機)体制が多くの施設で採用されています。オンコールの頻度(月何回の待機か)、待機手当の有無・金額、実際に出動した場合の対応範囲は施設によって大きく異なります。

オンコール対応の実態を把握せずに入職するとミスマッチが起きやすいため、月間平均待機回数・待機手当・出動手当・電話対応のみの割合 を求人票または面接で必ず確認することが重要です。「オンコール当番なし」を明示している求人も存在しますが、絶対数は限られています。

2-2. 同行訪問期間と教育体制

訪問看護は病棟と異なり、看護師が利用者宅で基本的に「一人で判断・対応」する場面が多くなります。そのため、入職後の同行訪問(先輩看護師との同行で業務を習得する期間)の長さと質が、訪問看護未経験者にとって極めて重要な選定基準になります。

同行訪問期間はステーションによって1週間〜3ヶ月以上と幅があります。また医療依存度の高い利用者(気管切開・人工呼吸器・CVポート・在宅酸素等)への対応頻度も施設によって異なります。自分の経験・スキルと照らし合わせ、同行体制の充実度を確認した上で選ぶことが重要です。

2-3. 医療依存度と利用者構成

訪問看護ステーションの利用者構成は、施設の方針・地域・設立母体によって異なります。がん末期・人工呼吸器管理等の高医療依存度利用者が多いステーション、精神科訪問看護に特化したステーション、一般的な慢性疾患管理中心のステーション等、同じ「訪問看護ステーション」でも対応する疾患・状態が大きく異なります。

転職サービスを通じて、利用者構成・疾患別の対応割合を事前に把握できるかどうかが、ミスマッチを防ぐ上で重要なポイントになります。求人票の記載だけでは判断が難しい場合は、職場見学・コンサルタントを通じた情報収集が有効です。

3. 訪問看護師 求人サイト選定の10基準

  1. 訪看特化度:訪問看護に特化した求人データベースを持つか、一般看護師求人の中の一カテゴリに過ぎないか
  2. オンコール条件の詳細情報:求人票にオンコール頻度・手当額が明記されているか
  3. 同行訪問・教育体制の情報:入職後の同行期間・研修体制が求人票に記載されているか
  4. 給与帯・手当の透明性:訪問手当・オンコール手当・交通費等の内訳が明示されているか
  5. ステーション規模の情報:スタッフ数・管理者経験年数・開設年が確認できるか
  6. 医療依存度・利用者構成の情報:精神科特化・がん末期対応・一般慢性疾患等の情報が得られるか
  7. エリアカバー率:希望エリアの訪問看護求人を十分に保有しているか
  8. コンサルタントの訪看知識:担当コンサルタントが訪問看護の業態を理解しているか
  9. 非公開求人の有無:訪問看護専門の非公開求人を保有しているか
  10. 対応雇用形態:常勤・パート・スポット・管理者候補等の対応幅
エージェント+看護師

4. 主要10サービス 比較一覧

※下表は各社公式サイト掲載の公開情報を編集部が整理(取得日:2026-04-25)。求人数・詳細条件は変動します。最新情報は公式サイトでご確認ください。

4-1. 基本情報・訪看特化度

サービス名種別訪看特化度対応エリア対応雇用形態
レバウェル看護(訪看特集)紹介型(看護師特化)訪看カテゴリあり全国常勤・パート・派遣
ナース人材バンク(訪看求人)紹介型(看護師特化)訪看カテゴリあり全国常勤・パート・派遣
看護roo!(訪看特集)紹介型(看護師特化)訪看カテゴリあり全国常勤・パート
訪問看護のお仕事訪問看護専門訪看専門全国常勤・パート
ジョブメドレー看護(訪看)求人プラットフォーム訪看絞込可全国常勤・パート・スポット
マイナビ看護師(訪看)紹介型(看護師特化)訪看カテゴリあり全国常勤・パート
ナースではたらこ(訪看)紹介型+派遣型訪看カテゴリあり全国常勤・パート・派遣
訪看JOB訪問看護専門訪看専門全国(一部エリア)常勤・パート
訪問看護専門求人サイト訪問看護専門訪看専門主要都市圏常勤・パート
医療ワーカー(訪看)紹介型(医療職特化)訪看カテゴリあり全国常勤・パート・派遣
種別・訪看特化度・対応エリアは2026-04-25時点の公式公開情報。変動する場合があります。

4-2. オンコール条件の情報提供度

サービス名オンコール頻度表示オンコール手当表示オンコールなし絞込同行訪問期間の情報
レバウェル看護記載あり(求人により)記載あり(求人により)可(条件検索)求人票に記載あり(求人により)
ナース人材バンク記載あり(求人により)記載あり(求人により)コンサルタント相談コンサルタント経由
看護roo!記載あり(求人により)記載あり(求人により)可(条件検索)コンサルタント経由
訪問看護のお仕事詳細記載(専門特化)詳細記載(専門特化)可(専門検索)詳細記載(専門特化)
ジョブメドレー看護記載あり(直接応募)記載あり(直接応募)可(詳細検索)記載あり(直接応募)
マイナビ看護師記載あり(求人により)記載あり(求人により)コンサルタント相談コンサルタント経由
ナースではたらこ記載あり(求人により)記載あり(求人により)可(条件検索)コンサルタント経由
訪看JOB詳細記載(専門特化)詳細記載(専門特化)可(専門検索)詳細記載(専門特化)
訪問看護専門求人サイト詳細記載(専門特化)詳細記載(専門特化)可(専門検索)詳細記載(専門特化)
医療ワーカー記載あり(求人により)記載あり(求人により)コンサルタント相談コンサルタント経由
情報提供度は各サービス公式サイトの掲載内容に基づく整理(2026-04-25取得)。求人ごとに記載内容は異なります。

4-3. 給与帯・対応施設規模の目安

サービス名掲載給与帯の幅小規模ステーション大規模ステーション管理者候補求人
レバウェル看護幅広いありありあり(一部)
ナース人材バンク幅広いありありあり(一部)
看護roo!幅広いありありあり(一部)
訪問看護のお仕事訪看特化ありありあり
ジョブメドレー看護幅広い(全公開)ありありあり(一部)
マイナビ看護師幅広いありありあり(一部)
ナースではたらこ幅広いありありあり(一部)
訪看JOB訪看特化ありありあり
訪問看護専門求人サイト訪看特化あり一部あり(一部)
医療ワーカー幅広いありありあり(一部)
各社公式公開情報(2026-04-25取得)をもとに整理。掲載求人数・給与帯は変動します。

5. 主要サービス 個別解説

5-1. レバウェル看護(訪看特集)

種別:有料職業紹介(看護師特化)|運営:株式会社レバレジーズメディカルケア

レバウェル看護は看護師専門の転職支援サービスで、訪問看護ステーションの求人も多数取り扱っています。求人票には勤務条件・施設情報の詳細が記載されており、条件検索でオンコールなし・訪問看護などの絞り込みが可能です。全国の訪問看護ステーション求人を幅広く掲載しており、担当コンサルタントが個別にサポートします。公式サイトによると、看護師専門のアドバイザーが対応し、求職者の希望条件に合わせた求人を提案しています。

訪看転職での強み:訪問看護求人の絶対数の多さ、条件検索の充実、全国エリア対応。留意点:担当コンサルタントの訪看知識にはばらつきが生じる可能性があります。訪問看護特有の業態(オンコール・医療依存度)について詳細に伝えることが重要です。

5-2. ナース人材バンク(訪看求人)

種別:有料職業紹介(看護師特化)|運営:エン・ジャパン株式会社グループ

エン・ジャパングループが運営するナース人材バンクは、訪問看護ステーション求人を含む幅広い看護師求人を取り扱っています。担当キャリアパートナーによる個別サポートが特徴で、非公開求人を多数保有しているとされています。訪問看護分野でも、非公開の好条件求人へのアクセスが可能な場合があります。

訪看転職での強み:エン・ジャパングループの運営基盤、非公開求人の保有、全国対応の実績。留意点:訪看特有の条件(オンコール体制・同行訪問期間)の詳細情報は、担当キャリアパートナーへの直接相談が必要になる場合があります。

5-3. 看護roo!(訪看特集)

種別:有料職業紹介(看護師特化)|運営:株式会社クラシコム(看護roo!ブランド)

看護roo!転職は訪問看護特集カテゴリを設け、訪問看護ステーションの求人を掲載しています。スカウト機能を搭載しており、プロフィールを登録することで医療機関・エージェントからのオファーを受け取れます。職場口コミ情報も提供しており、入職前の情報収集に活用できます。訪問看護への転向を検討している場合、コンサルタントへの相談と合わせて口コミ情報の確認が有効です。

訪看転職での強み:スカウト機能、職場口コミ情報、訪問看護カテゴリの掲載。留意点:訪看専門の情報深度は訪看専門サービスと比較して異なる場合があります。オンコール条件等の詳細はコンサルタントへの確認が必要です。

5-4. 訪問看護のお仕事

種別:訪問看護専門求人サービス|特徴:訪問看護ステーション求人に特化

訪問看護のお仕事は、訪問看護ステーション求人に特化した求人サービスです。訪看専門特化のため、求人票にオンコール体制の詳細・同行訪問期間・医療依存度に関する情報が一般的な総合型サービスよりも詳細に記載されていることが特徴です。訪看への転向を強く希望している方、または訪看での条件比較を重視する方に適しています。

訪看転職での強み:訪看特化による情報の詳細度、オンコール条件の可視性、専門コンサルタントの訪看知識。留意点:総合型サービスと比較すると求人の絶対数に差がある場合があります。複数サービスの併用が選択肢を広げる上で有効です。

5-5. ジョブメドレー看護(訪看)

種別:求人プラットフォーム(直接応募型)|運営:株式会社メドレー

ジョブメドレーは医療・介護・福祉分野に特化した直接応募型の求人プラットフォームで、訪問看護ステーションの求人も多数掲載されています。全求人が公開されており、詳細な条件検索でオンコール体制・勤務時間・給与帯を絞り込んで比較できます。担当コンサルタントを介さないため、自分のペースで情報収集・比較を進めたい方に適しています。スカウトメール機能も搭載しています。

訪看転職での強み:全求人公開・透明性、詳細な条件検索、直接応募によるスピード感、コンサルタント不在での自律的活動。留意点:コンサルタントによる条件交渉代行・面接対策サポートはないため、訪看特有の条件確認は応募先施設への自身での問い合わせが必要です。

5-6. マイナビ看護師(訪看)

種別:有料職業紹介(看護師特化・総合系)|運営:株式会社マイナビ

マイナビ看護師は、マイナビグループが展開する看護師専門転職支援サービスです。訪問看護ステーション求人も取り扱っており、専任コンサルタントによる個別サポートが中心です。グループの全国的な採用ネットワークを背景に、都市圏から地方まで幅広い訪問看護求人への対応が可能とされています。

訪看転職での強み:マイナビブランドの信頼性、全国エリア対応、専任コンサルタントによる個別サポート。留意点:総合系グループ傘下のため、担当コンサルタントの訪看特化の知識深度を確認することを推奨します。

5-7. ナースではたらこ(訪看)

種別:有料職業紹介+労働者派遣(看護師特化)|運営:株式会社ディップ

ナースではたらこは訪問看護ステーション求人を含む幅広い看護師求人を掲載しており、紹介型に加えて派遣型にも対応しています。派遣・スポット就業形態での訪問看護師就業を検討している方にとっての選択肢を持ちます。スカウト機能も搭載しています。

訪看転職での強み:派遣・スポット就業への対応、スカウト機能、ディップグループの運営基盤。留意点:派遣就業を選択する場合、雇用主が派遣会社となる点・福利厚生・キャリアパスが紹介型と異なる点を理解した上で利用してください。

5-8. 訪看JOB

種別:訪問看護専門求人サービス|特徴:訪問看護ステーション求人に特化

訪看JOBは訪問看護ステーション求人に特化した専門サービスです。訪問看護師への転職を検討している方向けに、ステーション規模・オンコール体制・教育体制等の情報を詳細に掲載していることが特徴です。訪問看護への専門的な転職支援を求める方に向いたサービスです。

訪看転職での強み:訪看専門特化の情報詳細度、訪看に理解のある専門コンサルタント。留意点:対応エリアや求人数は総合型サービスと異なる場合があります。希望エリアの求人状況を事前に確認してください。

5-9. 訪問看護専門求人サイト

種別:訪問看護専門求人サービス|特徴:訪問看護分野の専門情報

訪問看護分野に特化した専門求人サービスで、訪看特有の条件(オンコール体制・医療依存度・教育体制)の詳細情報を提供することに重点を置いた設計のサービスです。訪問看護への転向を本格的に検討している方が、複数ステーションの条件を詳細に比較する際に活用しやすいサービスです。

訪看転職での強み:訪看特化の専門情報、詳細な条件比較。留意点:掲載エリア・求人数は総合型サービスと異なります。特定エリアの求人状況を事前に確認した上で利用することを推奨します。

5-10. 医療ワーカー(訪看)

種別:有料職業紹介(医療職特化・多職種)|運営:株式会社トライトグループ

医療ワーカーは看護師・医師・薬剤師・リハビリ職等の医療・介護分野の複数職種に対応した転職支援サービスで、訪問看護ステーション求人も取り扱っています。多職種対応のため、医療機関・施設との幅広いネットワークを持ち、訪問看護求人も含まれます。担当コンサルタントによる個別サポートが中心です。

訪看転職での強み:医療・介護全職種対応によるネットワーク、個別サポート、全国対応。留意点:看護師専門サービスと比較して訪問看護分野への特化度合いを確認することを推奨します。訪看特有の条件情報の詳細はコンサルタントへの相談が必要です。

6. ステーション選びのポイント

6-1. ステーション規模で選ぶ

訪問看護ステーションの規模は、スタッフ数・利用者数によって大きく異なります。規模は職場環境・業務分担・教育体制に直接影響します。

規模看護師数目安特徴向いている方
小規模2〜5名チームが少人数・アットホームだが業務範囲が広い。管理者との距離が近い訪看経験者・自律的に動ける方
中規模6〜15名業務分担が明確になりやすい。教育体制が整っている施設も多い訪看未経験〜中堅
大規模16名以上組織体制が整備されている。管理者・リーダー職のポジションあり管理者候補・キャリアアップ希望者
法人系列複数ステーション病院・クリニック・居宅介護支援と連携体制あり。多職種連携が充実多職種連携・キャリア形成重視
規模区分と特徴は一般的な傾向の整理。実態は施設により異なります。

6-2. 設立年と経営安定性

開設から年数が経過したステーションは、地域での実績・利用者基盤・スタッフ定着率が安定している場合が多い傾向があります。一方、開設間もないステーションは職場づくりに参画できる反面、体制整備途上の場合もあります。求人票に開設年が記載されていない場合は、コンサルタントを通じた確認が有効です。

6-3. スタッフ数と看護師の定着率

看護師の平均在籍年数・直近の離職率はステーションの職場環境を把握する上で重要な指標です。直接聞きにくい場合も、コンサルタントを通じた情報収集や職場見学で雰囲気を確認することが推奨されます。ステーションのスタッフ構成(常勤・非常勤・ケアマネジャー・リハビリ職の有無)も、業務内容・多職種連携の実態に影響します。

6-4. 医療依存度と対応疾患の傾向

ステーションが主に対応している利用者の疾患・状態は、日々の業務内容と必要なスキルに直結します。がん末期・人工呼吸器管理等の高医療依存度ケアが多いか、慢性疾患管理中心か、精神科訪問看護に特化しているかなどによって、求められるスキルセットが大きく異なります。自身の経験・希望する業務領域と照合して選ぶことが重要です。

7. 経験年数別の選び方

7-1. 病棟経験3〜5年・訪看未経験

訪問看護への転向を検討する最も多い層です。同行訪問期間の長さ・教育体制の充実度が施設選びの最重要ポイントになります。コンサルタントへ「訪問看護は初めて」「同行期間を重視したい」と明確に伝え、教育体制が充実したステーションへの絞り込みを依頼することが重要です。

推奨の活用サービス例:訪問看護のお仕事、訪看JOB(専門コンサルタントに詳細相談)、レバウェル看護(条件絞り込み+コンサルタント相談)

7-2. 訪看経験1〜3年

ステーションの環境・給与条件・オンコール頻度のミスマッチで転職を検討するケースが多い時期です。オンコール頻度・手当の比較を重視し、給与帯の詳細比較ができるサービスの活用が有効です。

推奨の活用サービス例:ジョブメドレー看護(詳細条件検索・比較)、訪問看護のお仕事(専門特化)、ナース人材バンク(非公開求人)

7-3. 訪看経験3年以上・管理者候補

管理者(所長)候補・主任候補としてのステップアップ転職を検討する時期です。管理者候補求人・管理者養成制度のある施設への誘導が可能なコンサルタントとの連携が重要です。給与水準・裁量範囲・法人の経営方針も選定基準に加わります。

推奨の活用サービス例:レバウェル看護(管理者候補求人)、ナース人材バンク(非公開管理者求人)、訪看JOB(訪看専門の管理者候補求人)

7-4. ベテラン看護師・ワークライフバランス重視

育児・介護との両立、または体力的負担の軽減を目的とした転向・条件変更が主な動機となる場合です。オンコールなし・日勤のみ・パート・週3〜4日などの条件での絞り込みが重要です。

推奨の活用サービス例:ジョブメドレー看護(詳細条件検索)、看護roo!(スカウト機能・条件絞り込み)、レバウェル看護(オンコールなし絞り込み)

ハート=ケア

8. 雇用形態別の選び方

8-1. 常勤(正社員・常勤看護師)

最も求人数が多い雇用形態で、給与・賞与・退職金・キャリアパスの総合比較が重要です。訪看での常勤雇用は、オンコール当番が発生するケースが多いため、オンコール頻度・手当の条件を必ず確認してください。

8-2. パート・非常勤

週3〜4日・日勤のみ・オンコールなし等の条件での就業を希望する方に適した形態です。ジョブメドレーの直接応募・詳細検索機能は、パート条件を細かく絞り込みながら比較検討する際に活用しやすい設計です。ステーションによってはパート看護師にもオンコール当番を求める場合があるため、事前確認が必須です。

8-3. スポット・単発就業

特定日のみの就業を希望する場合のスポット求人は、訪問看護分野でも一部のサービスが取り扱っています。ジョブメドレー看護での直接応募、またはナースではたらこ等の派遣・スポット対応サービスを確認してください。雇用形態・保険適用の有無を事前に確認することが重要です。

8-4. 管理者候補・所長候補

管理者(所長)候補として採用される場合、給与水準・裁量範囲・法人の経営方針・管理者研修制度の有無が選定基準に加わります。管理者候補求人は非公開で扱われるケースもあるため、エージェント型サービスへの登録が有効です。

9. 求職〜入職の5STEP

STEP 1: 自己整理(訪看転職の動機・条件の明確化)

  • 訪問看護を選ぶ理由と懸念点の整理(オンコール・単独行動・医療依存度)
  • 優先条件のランク付け:オンコール頻度・給与水準・勤務日数・エリア・教育体制
  • 自分のスキルセットの確認:対応可能な医療処置・経験診療科
  • 希望入職時期の設定

STEP 2: サービス登録・情報収集(2〜3社並行)

  • 訪看特化型サービス(訪問看護のお仕事・訪看JOB等)に最低1社登録
  • 大手看護師専門サービス(レバウェル看護・ナース人材バンク等)に1〜2社登録
  • ジョブメドレー看護での直接応募型での情報収集の並行検討
  • コンサルタントへの詳細な希望伝達(訪看未経験・オンコール条件・教育体制希望)

STEP 3: ステーション絞り込み・職場見学

  • STEP 1の優先条件と照合して3〜5施設に絞り込み
  • 可能であれば職場見学を申し込む(コンサルタント経由または直接)
  • 見学時の確認ポイント:スタッフの雰囲気・オンコール体制の実態・事務局の整備状況
  • 職務経歴書・自己PRの準備(コンサルタントのサポートを活用)

STEP 4: 面接・条件確認

  • 訪看特有の確認事項(本記事§11のベンダー質問リストを参照)
  • オンコール体制の詳細(月間平均待機回数・出動の実際の頻度)
  • 同行訪問期間の長さと教育担当の有無
  • 雇用契約書の文面での確認(就業場所・業務内容・手当の種類と計算方法)

STEP 5: 退職手続き・入職準備

  • 現職への退職申し出(就業規則に従った期間の確保)
  • 訪問用自動車・交通手段の確認(自家用車使用の可否・ガソリン代精算方法)
  • 各種証明書・看護師免許証の準備
  • 入職後の同行訪問スケジュール・担当エリアの確認

10. 訪看ならではの失敗事例5件

  • 事例1:オンコール頻度を正確に確認せず入職後に負担過大になった求人票に「オンコールあり」と記載されていたが月間頻度を確認せず入職したところ、実際には月10回以上の当番があり、体力的・精神的な負担が予想を上回った。対策:月間平均待機回数・実際の出動頻度を面接または職場見学時に必ず確認する。コンサルタントへ月間頻度の確認を依頼する。
  • 事例2:同行訪問期間が想定より短く、一人での訪問に不安を感じた訪問看護未経験で入職したが、同行訪問期間が1週間程度で終了し、その後は一人での訪問対応となった。医療依存度の高い利用者への対応に不安を感じた。対策:入職前に同行訪問期間の目安・教育担当の有無をステーション側に確認する。訪看特化サービスで教育体制情報が詳細に掲載されているステーションを優先的に選ぶ。
  • 事例3:医療依存度の高さが事前の想定と異なった一般的な慢性疾患管理中心の訪問看護を想定して入職したが、実際には人工呼吸器・気管切開管理等の高医療依存度利用者が多く、経験外の処置への対応を求められた。対策:入職前に主な利用者層の疾患・状態の傾向をコンサルタントまたは施設に確認する。自分の経験可能な処置の範囲を事前に整理しておく。
  • 事例4:自動車通勤・訪問用車の条件を確認しなかった自家用車での訪問業務が前提のステーションに入職したが、求人票にその旨が明記されておらず、入職後に自家用車使用が必須と判明した。交通費・ガソリン代の精算方法も想定と異なった。対策:訪問手段(自家用車必須の有無)・交通費・ガソリン代の精算方法を面接前または面接時に確認する。
  • 事例5:一般の看護師転職サービスで訪看求人を探し、訪看特有の情報が不足したまま入職した大手の一般看護師転職サービス1社のみに登録し、表面上の給与・勤務時間だけで選んだ結果、オンコール体制・教育体制・利用者構成の詳細を事前に把握できないまま入職した。対策:一般サービスに加えて訪看専門サービス(訪問看護のお仕事・訪看JOB等)を必ず1社以上活用し、訪看特有の条件情報を詳細に確認する。

11. ステーション・求人選びの質問リスト(15項目)

  1. オンコールの月間平均待機回数は何回ですか?
  2. オンコール待機手当・出動手当の金額と計算方法は?
  3. 夜間・休日に実際に出動した場合の平均時間と対応内容は?
  4. オンコール対応は電話のみの割合はどれくらいですか?
  5. 訪問看護未経験の場合、同行訪問期間はどれくらいですか?
  6. 教育担当(プリセプター)はいますか?OJT体制は?
  7. 主な利用者の疾患・状態の傾向(高医療依存度の割合)は?
  8. 精神科訪問看護の利用者の割合・対応体制は?
  9. 訪問手段は自家用車必須ですか?交通費・ガソリン代の精算方法は?
  10. スタッフの平均在籍年数・直近の離職率のデータはありますか?
  11. 利用者数と看護師1人あたりの平均担当利用者数は?
  12. 法人系列の病院・クリニック・居宅介護支援事業所との連携体制は?
  13. 管理者(所長)の経験年数・マネジメント体制は?
  14. 研修・スキルアップ支援(認定看護師・専門研修等)の制度は?
  15. 雇用契約書に手当の種類・計算方法は明記されますか?
握手=成功

12. よくある質問(FAQ 15問)

Q1. 訪問看護師への転職は病棟経験が何年あれば可能ですか?

A. 多くの訪問看護ステーションでは最低3年程度の臨床経験を採用条件として設定しています。ただし受け入れ基準は施設によって異なり、2〜3年の経験で受け入れ可能なステーションも存在します。コンサルタントに具体的な経験年数を伝えて相談することを推奨します。

Q2. 訪問看護師の転職サイトは複数登録してもよいですか?

A. 複数登録は一般的に問題ありません。訪看専門サービスと大手総合サービスを併用することで、専門情報と求人数の両面をカバーできます。管理負荷を考慮して2〜3サービス程度が目安です。

Q3. オンコール手当の相場はいくらですか?

A. 待機手当として1回2,000〜5,000円程度、実際に出動した場合は別途出動手当(5,000〜15,000円程度)が支給されるケースが多いとされています。ただし手当の計算方式・金額はステーションによって大きく異なるため、求人票および面接時に必ず確認してください。

Q4. 訪問看護師は一人で利用者宅に行くのですか?

A. 基本的には一人での訪問が中心です。新入職者・訪看未経験者については同行訪問期間が設けられるのが一般的ですが、その期間はステーションによって異なります。同行期間の長さはステーション選びの重要ポイントの一つです。

Q5. 訪問看護師の利用料(転職サービス)はかかりますか?

A. 求職者側の利用料は原則無料です。各サービスは採用決定時にステーション側から紹介手数料を受け取るビジネスモデルのため、看護師本人の費用負担はありません。

Q6. 精神科訪問看護専門の求人はありますか?

A. 精神科訪問看護に特化したステーションの求人は存在します。精神科の臨床経験・精神科認定看護師資格等が求められる場合があります。ジョブメドレー看護での詳細検索や、コンサルタントへの明示的な相談で候補を絞り込むことができます。

Q7. オンコールなしの訪問看護求人はありますか?

A. オンコール対応のない訪問看護求人は存在します。ただし絶対数は限られているため、オンコールなしを希望する場合は早めにコンサルタントへ伝えるか、ジョブメドレー等での詳細条件検索を活用することを推奨します。

Q8. 訪問看護師に車の運転は必須ですか?

A. エリアや施設によって異なります。自家用車または法人車両での訪問が前提のステーションが多い一方、都市部では公共交通機関・自転車対応のステーションも存在します。求人票または面接時に必ず確認してください。

Q9. 管理者(所長)候補の求人はありますか?

A. 訪問看護ステーションの管理者候補求人は存在します。管理者要件(保健師・看護師・准看護師のいずれかで常勤)が法令上定められています(健康保険法・介護保険法に基づく人員基準)。管理者候補求人はエージェント型サービスの非公開求人で扱われることが多いため、コンサルタントへの明示的な相談が有効です。

Q10. 訪問看護師と訪問介護・ヘルパーの違いは?

A. 訪問看護は看護師(保健師・助産師・看護師・准看護師)が医師の訪問看護指示書に基づいて提供する医療行為・療養上の世話です。訪問介護は介護福祉士・ホームヘルパーが提供する生活援助・身体介護です。法的根拠・提供者資格・サービス内容が異なります。

Q11. 訪問看護師の年収相場はどのくらいですか?

A. 公式な統計として厚生労働省「賃金構造基本統計調査」に看護師全体の賃金データが掲載されています。訪問看護師の場合、オンコール手当・訪問手当・交通費等の各種手当が加わることで総支給額が変動します。求人票の手当込みの年収モデル(提示がある場合)を複数施設で比較することを推奨します。

Q12. 訪問看護への転職は在職中でも進められますか?

A. 在職中の登録・情報収集は可能です。多くのサービスは「急いでいない」「まず情報収集」という相談にも対応しています。個人情報管理・現職への情報ブロック機能の有無を各サービスの公式サイトで確認してください。

Q13. 訪問看護ステーションが廃業するリスクはありますか?

A. 訪問看護ステーションは全国で増加傾向ですが、小規模ステーションを中心に経営困難による廃業事例もあります。法人の財務状況を直接確認することは難しいですが、設立年・スタッフ数の推移・法人系列の有無を確認することで、ある程度の経営安定性を推測する材料になります。

Q14. 訪問看護師になるために特別な資格は必要ですか?

A. 看護師免許(または准看護師免許・保健師・助産師)があれば訪問看護師として就業可能です。ただし訪問看護特有の処置(在宅酸素・人工呼吸器・気管切開管理等)の経験・スキルが求められる求人もあります。認定看護師(がん看護等)は加算要件に関わる場合があります。

Q15. 転職活動にかかる期間の目安は?

A. サービス登録から内定まで1〜2ヶ月、退職手続きを含めると入職まで3〜5ヶ月が目安です。現職の就業規則(退職申し出から退職完了までの必要期間)を事前に確認し、入職希望日から逆算して活動を開始することを推奨します。

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出典・参考情報

免責事項

本記事は情報提供を目的としており、特定の転職サービスへの加入・利用を推奨するものではありません。各サービスの求人数・エリア・機能・料金・オンコール条件等は変動します。最新情報は必ず各サービスの公式サイトでご確認ください。転職の最終判断はご自身の責任において行ってください。本記事は医療行為・診断・治療に関する助言を含みません。

編集方針 | 最終更新日: 2026-04-25

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mitoru編集部の見解

医師・看護師など医療職の転職判断は、年収だけでなく雇用形態・労働時間・キャリアパス・社会保障を含めた長期視点で評価する必要があります。エージェント1社の情報だけで判断せず、公的統計(厚生労働省「医師の働き方改革」「医療従事者需給検討会」)と複数エージェント情報を突き合わせる手順が、後悔を最小化する基本動作です。

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